抗精子抗体が原因の不妊症

抗精子抗体が原因の不妊症

抗精子抗体が原因の不妊症についてですが、女性にとっては、精子は
異物であるために、精子が体にはいってきた場合にアレルギー反応がおこり
精子に対する抗体できることがあります。

 

この抗体を抗精子抗体と言います。
抗精子抗体は精子の機能をさまたげたり、受精をさまたげたりして不妊症
となります。

 

抗精子抗体ができるのは、一部の人であり、その原因はまだよく分かって
いません。

 

 

女性にみつかる抗精子抗体

 

女性にみつかる抗精子抗体の中で最も重要なのが、不妊の原因となる
精子不動化抗体です。血液の中に精子不動化抗体をもっている不妊
女性は、頸管粘液や卵胞液、腹水中にもこの抗体が検出されます。

 

男性に見つかる抗精子抗体

 

男性にも抗精子抗体は自己抗体としてみつかる場合もあります。
精巣の中の精子は普通はバリアによって隔絶されていますので
この抗体は作られません。しかし、感染症や怪我などにより、バリア
が傷つくと免疫反応がおき、抗精子抗体がつくられることがあります。

 

 

抗精子抗体を持っている不妊の人の治療

 

抗精子抗体を持っている不妊の人は、抗原にさらされるのを避ける
必要があります。抗体価を下げるためには、6か月間は性行為時には
コンドームをするようにします。その後の妊娠成立に対しては、

 

抗体価が低い場合は、人工授精を
抗体価が高い場合は、体外受精が選択肢となります。

 

人工授精とは精液を女性性管内(膣、子宮頸管、子宮腔)に人工的に
注入するとこを言います。


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