卵管異常

卵管異常

女性の不妊症の原因として最も多いものが、卵管異常です。
不妊女性の1/3に卵管異常があると報告されています。
では卵管異常の原因とは何でしょうか?

 

卵管異常の原因

 

卵管異常の原因の多くは感染症であり、中でもクラミジア感染です。
クラミジアは性行為で感染し、女性の場合は、子宮内膜症、卵管炎、
卵巣卵管周囲炎などをひきおこします。
卵管にクラミジアが感染すると炎症がおき、卵管内に癒着がおこります。
さらに卵管狭窄となり最後には、卵管閉塞になることもあります。

 

クラミジア感染症の自覚症状は

 

男性は排尿時に痛みがあったり、尿道がかゆくなったりします。
女性は、おりものが増えたり、腹痛や出血があります。
しかし、クラミジア感染の半数以上が症状が出ない、無症候感染なので
注意が必要です。

 

クラミジア感染の予防

 

クラミジア感染は性行為の時、初めから終わりまでしっかりとコンドームを使用

すれば予防できます。
また、クラミジア感染の疑いがある時は、すぐに婦人科を受診してください。
クラミジア感染と診断されたら、抗菌剤の内服の治療が始まりますが

パートーナーも一緒に同時に治療することが大事です。


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